自己紹介

　崔(サイ)恩誠(オンセイ)と申します，中国出身です。中国湖北省の武漢理工大学を卒業し、工学と経済学のダブル・ディグリーを取得しました。現在は日本で留学しており、来年4月に奈良先端科学技術大学院大学に入学し、人工知能分野の自然言語処理を専攻する予定です。私の一番の強みは、4つの言語（中国語、日本語、韓国語、英語）を流暢に話せることです。このスキルを活かして、多様な文化背景を持つ環境でも効果的にコミュニケーションを取り、協力することができます。
　幼い頃から多言語環境で育ち、その環境でそれぞれの言語が持つ微妙な違いに早くから気づくことができました。これらの見解や思考をもとに、新しい言語の習得における自分なりの視点や理解を深めました。言語の違いだけでなく、文化歴史的背景や思考の違いを理解することが言語習得の重要な要素であると感じています。そして、こうした知識をもとに、良い中国語教師になれる自信があります。
　また、過去半年間にわたり、11歳の韓国人に対してゼロから中国語を教えた経験があります。この経験を通じて、学生の興味を引き出し、個々のペースに合わせて教えることの大切さを学びました。言語を教えることは単に知識の述べることではなく、相手の思考に合わせて、関連の物事から順に引き出すことが本当の理解に繋がると深く感じるました。
最後に、私は異なる国々の人々が互いに理解し合うためには、言語を通じたコミュニケーションが不可欠であると信じています。中国語教師として、貴校で学ぶ学生たちの言語学習をサポートし、彼らの国際的な交流を促進する一助となりたいと強く願っています。私の知識と経験を通して、貴校での中国語教育に貢献できることを心より楽しみにしております。
　何卒よろしくお願い申し上げます。

生徒さんへメッセージ

　中国語勉強に重要なのは、自分なら必ずできるという自信とこの学びのマラソンに挑む覚悟です。日本人は元々漢字が日常に溶け込んでいるので、覚悟さえ決めればきっと上手くいけると思います。先生を信じ、そして自分を信じ、中国語達人になるために頑張りましょう！ 　授業の時、中国の文化や歴史に関する話もするので、この面の教養も育ちつつ、楽しく勉強しましょう！